ハアモニイ

  • 2014.08.03 Sunday
  • 21:30
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 稽古場に一歩入ると家族的な雰囲気がした。ぼちぼちと参加するメンバーが増えてきた。円陣なってする場面での今日の円は久しぶりにでかかった。10人でつくる円。いい円だな。いい汗かいた。
 稽古終わりにみんなで寄るO将にて。意図と違って注文が伝わり三人前の餃子が目の前に来てちょっとした餃子祭りだった。みんながいてくれて助かった。 外は雨だった。置き去りの黒い傘見つけて広げたら星みたいな穴が空いていて哀しいやら楽しいやら。図書館の本を返却ポストに入れ猫餌を購ったのちひとりとぼとぼ暗い雨の道歩きながらこの前やったラストの場面のワルツを思い出す。…まだ観てくれてない人にも聴いてもらえたらなと思いつつ…


『ハアモニイ』より場面No.13「ハアモニイ」
詞:草壁カゲロヲ (原作:川端康成「片腕」より抜粋した言葉に創作を加えました)

僕は 見て 知っている。
あの娘は テエブルに 両ひじを突いて 両手の指を 浅く重ねたうえに あごをのせ あの娘は 頬づえをついていた。
腕の つけ根の 円みから 手の指 あご 頬っぺた 耳 細長い首 黒い髪までが ひとつになって 楽曲がきれいな ハアモニイになる。

あの娘は ナイフやフォウクを 上手に使って 握った指のうちの 人差し指と 小指とを 折り曲げたまま ときどき無心に ほんの少しあげる。
食べものを 小さい脣に入れて 噛んで呑みこむ この動きも 手と顔と咽とで 愛らしい音楽を奏でていた。
それは ほんとうにきれいな ハアモニイ。

円み 円み つぼみ つぼみ つぼみ 円み 波 ふくらみ 円み…

あの娘が ひじをまげたり のばしたりすると 腕の筋肉が 微妙な波に息づく。
光りと かげとが 白くなめらかな肌を 流れる。
腕に 光りが きらめき走る。その時 あの娘の 片腕がほほえむ。
これが あの娘の ハアモニイ。

円み 円み つぼみ つぼみ つぼみ 円み 波 ふくらみ 円み…

あたしと あなたは ひとつになって 夜空を見上げて ハアモニイ
あの娘と 僕は ひとつになって 花火を見上げて ハアモニイ
いっしょに ご飯を食べて ひとつになって いっしょにお酒を飲んで ひとつになって
いっしょに 同じ夢見て ひとつになって いっしょに ほほえむ ハアモニイ
それは ほんとうにきれいな ハアモニイ。

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