ひゃー ひゃっひゃっひゃっ

  • 2015.04.23 Thursday
  • 10:26
出番前。
白いスーツ姿で白塗りする。メイクにムラができたらいやだなぁ、慎重にせねばと会場の周りの竹藪を散歩したりなんかして気持ちを落ち着けた。あたりの景色はなんだかうす暗い。

結局は近くにいる子に手伝ってもらう。
「あ、でもやっぱりムラできた」って言うから、「ちょっとくらいかまへんよぅ」言いながら鏡をのぞく。部屋が暗いせいか鏡に映る自分の顔は濃紺の色をしていた。右頬の縦皺にくっきり境をつくったムラなので、「かえってええ感じやわぁ」言うて、出番を迎える。

襖を開けて居間に現れた白いスーツの男が座って、これまでのいきさつを独り語り、誰かを待っている。
ノースリーブの黒いワンピースの女が居間の手前(板の間)から現れ、洗濯ものを取り込むのか箪笥から出したのか白い大きめなバスタオルを翻しダンスする…。そんな感じのはじまりの短い舞台を映像におさめ、夜に観客の前で上映する流れらしい。

何組かの演目のあとに上映される様子。まだ白いスーツ姿のままで舞台裏から客席の後ろへとウロウロ、すっかり濃紺色な顔色が板に着いたが気持ちはちっとも落ち着かない。
若い年頃の男女が多く占める客席。
自分の上映出番が来た。はじまった。映像の音声の出力が弱い。モゴモゴ何を言ってるのか客には聞こえないはずだ。
こうなりゃ補足で自分が出ないといけないと思う。
さて客席後ろから出るか。いや違う。舞台の袖から出るか。あ、丁度良い袖パネル(うぐいす色のカーテンの衝立)があったのでその脇から出るのがいいだろう。笑いながら出るのがいいだろう。「ひゃー ひゃっひゃっひゃっ」、舞台上に映像で座る男にもう一人の自分が物申す風にいこう。積極姿勢で大胆にいこう。
「ひゃー ひゃっひゃっひゃっ」…なんとかかんとか言いながら、「ひゃー ひゃっひゃっひゃっ」、舞台装置、いや違う、元々が温泉地の浴場を舞台にしてたのか、タイル張りの四角い柱が天井から斜めにズドンと延びている。「ひゃー ひゃっひゃっひゃっ」、天井から滑り台を滑るように跨って下りる。
客席の反応が湧いてきてるのがわかる。滑り落ちる先の浴槽のお湯もよく湧いているのがわかる。「ひゃー ひゃっひゃっひゃっ」、いつの間にか下のズボンだけは脱いでおり、白い褌をちらちらさせながら、「ひゃー ひゃっひゃっひゃっ」と湯をちゃぷちゃぷさせ、客席へ飛沫をちょっと飛ばしたり。横で温泉に浸かる日本猿にも飛沫をかけて、「ひゃー ひゃっひゃっひゃっ」…。
舞台上の映像では黒いワンピースの女が出てきたところ。
すると、女が上半身を屈めたところ、白い大きめのバスタオルを取り出す手前の時にトラブル発生か、映像が止まってしまった。さすがに客席はしーんと静まり返る。そこで、
「ひゃー ひゃっひゃっひゃっ、お前さんは、止まってしまった女か!」
と女に大きく声をかけると、静まり返った客席が再び湧くのを感じる。
奥の居間(番台)に座る自分の姿である白いスーツの男も止まってしまっている。じっくりにらみながら歩み寄り、
「ひゃー ひゃっひゃっひゃっ、さてはお前も、止まってしまった男か!」
とまるで決め台詞かのように言うと、客席がどーッと湧くのを感じる。背中に温泉がぽかぽか湧くのも感じる。…という夢を見た。

夜中、腹痛で目覚めた。
うたた寝でお腹を冷やしたのかお腹が張る痛み。それから下痢&嘔吐のラッシュアワー。うーむ、お腹を温めようと湯船に浸かり、布団で横になり猫たちにもお腹に載ってもらい寝たのだった。
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