少年時代

  • 2017.02.28 Tuesday
  • 21:30
■2.27.月

少年時代、時期で言うと小学生高学年頃のオレは、学校の遊びでいわゆる野球やサッカーなど集団の遊びには消極的だった。
小学4、5、6学年トータルの中で仲が良かった友達は数人。まず思い浮かぶのはY君、G君、S君、K君。
○Y君は、おとなしさが共通してたのと趣味が共通してた。怪獣やロボットのキャラクターを自由帳に自由に絵に描いては互いに見せあった。二人だけしか見てなかった。今、もう一度あのノートを見てみたい。
○G君は、塾通いしてて、のちに灘中か甲陽中かどっちかに入った。将棋が得意らしいが指すことはなく、プロレス好きなオレに合わせてくれたのかG君の好きなスタン・ハンセンになりきって一緒にプロレスごっこをしたり、勉強の息抜きになるのか、オレの考えたギャグに笑ってくれてた。勉強では敵わないのはわかってるがオレがギャグを思いつくのをG君は不思議と楽しみにしてくれてた。
あ、ここで小学5年当時に考えた代表的なギャグをひとつ、恥をしのんで披露しよう。これは口惜しいときに言うギャグで、おそらく字面では面白くないし、爆笑をいただいた記憶はない。
「ちくしょう、ちくしょう、チクノウショウー!」
…。
○K君、S君は、家が近くだった。帰り道が同じコースなので放課後まっすぐ一緒に帰った。家に遊びに行くこともたまにあった。

このように個人的に趣味の合う友達とこっそり遊ぶのが好きだったようだ。
そんなオレの一番の楽しみにしてた遊びがあった。それは帰宅後の夕飯前に毎日のように二つ違いの兄とするプロレスごっこなのだった。
狭い四畳半が四角いリング。布団を敷いて受け身をとる。
押入れの上段をコーナーポストに見立て、そこからえーいと飛んでニードロップなどする。
兄は特にケガをしないよう手加減してくれてたけど、やっぱり強くて、いつもオレは負ける。負けて口惜しくて二回に一回は半泣きし、三回に一回は本気泣きしていた。

それぞれに架空のプロレス団体、架空のレスラーがあり、それらを自身で使い分け演じていた。タッグマッチはおのおの一人二役だった。
動くと同時、どちらかが実況アナウンスをする。
フォールされたり、した時に「ワン、ツ〜〜…」と、「スリー」の手前をゆっくり言い長引くような加減をお互いしていた。

兄弟の愛読書は、週刊ゴングと、少年サンデーに連載されてた漫画「プロレススーパースター列伝」だった。
兄は密かに大スポの記者を目指してた。

生のプロレスもよく観に行った。猪木の新日本プロレスと馬場の全日本プロレスでは、全日の方が価格設定がリーズナブルだったのか、日本人レスラーで当時好きだった長州力が全日に出だした頃だったからか、全日ばっかり兄弟で行ってた。
新日は、好きだったタイガーマスクも覆面脱いで佐山聡になっていなかったし、ブルーザーブロディvsアントニオ猪木の7.28大阪城ホール決戦(モヤっとした試合内容だったような)ぐらいしか行ってない。
始めは親も一緒だったが、馴れた頃には兄弟二人で行っていた。

大阪府立体育館。今みたいにきれいになる前で二階も一階も一体感がすごかった。
大阪府立体育館の一番安い立ち見席の料金を払い、おそらくは二階の席の後ろで観る約束だろうが、試合の前後は一階の花道あたりに行って、赤コーナー青コーナーを行ったり来たりし入場する選手を間近に見に行ってた。
馬場さんの腕に触ったら、馴れ馴れしかったのか、ぼそっと怒られ、けっこうこわい大人を感じさせてもらった。

…そんな少年の熱い気持ちが身体を駆けめぐった「筋肉少女17」千秋楽。
合体技のワクワク感。舞台が佳境に達する最後の闘いの場面でプロレスごっこしてた子供の自分がふとシンクロしじわッと熱くなっていた。
再三の感劇となると一つ一つの向上に敬服しつつ各所の見せどころを逃さず目で追えていた。
突き刺す眼差しと雷鳴の如き群唱、制服姿の躍動と続く幕開けはやはり眩し過ぎる。さらに笑顔と彼女たちの向上心に感服せられる。
名残り惜しさのトリプルコール直前で石原さんが先導し、お客全員が“お尻癒し自然スタンディングオベーション”で立ち上がり出演者を拍手で迎え入れるという、歴史的瞬間に立ち会えた。

そういえばキン肉マン愛読者の少年時代はウォーズマンのビジュアルが好きだったといま思い出した。
雨の中駆け出した東千紗都ちゃん演じる黒木メイをラーメンマンの奥さん演じる中谷真由美さんが傘の中に迎え入れる場面はいつもグッときてた。ほんとに真っ直ぐな眼差しがいつも眩しすぎた。

バッファローマンはプロレス愛好少年時代のオレのヒーロー ブルーザー・ブロディのビジュアルに似てると思ってたのをいま思い出した。
竜崎だいちさん演じる小橋京子は友情を重んじる伏線を敷き、その友情を表す積み重ねは仲間に影響を与えた。火事場のクソ力を生まれることを暗示させる流れが楽しめた。

丹下ちゃんは優等生の反面アシュラマンの娘になる宿命を負う。
悪役に徹したリング入場時に客席へ雪崩れ込む姿から、プロレス愛好少年時代にT ・J・ シンが暴走入場する為逃げる人たちの将棋倒しになり死にかけたことを思い出した。そばで「下がってください」とセコンドする石原さんがよかった。


終わってからも今日はお腹満腹だった。そうだった。昼に職場の先輩にお寿司などご馳走をいただいたのだった。

■2.26.日


中崎町は久しぶりで知らない新しい店ばかり。その中の一つのビルの地下にあるコモンカフェは懐かしいよなほんわかした空間だった。
火事場のクソ力、彼女らの友情パワーの声援は胸の奥から町の底までこころが通い共鳴してた。あゝ涙ほろり。

胸いっぱい、肉マン一つで空腹は満たされ、帰宅した。
コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM